未習語彙

 学校でもしばしば注意されるのが未習語彙を使ってしまう事。直接法で教える時、未習語彙を使わないように、気にしている。それはこの学校の方針だからそれにそっているだけで、実際わたしは未習語彙は使ってもいいと思っている。
 なぜなら、わたしも直接法でタイ語を習ってきたが、未習語彙を先生が使ったとしてもなんとなく感覚で理解していたから。現実社会では、そんな事を思って話してくれる人なんてそうそういないだろう。わからなくても理解しようとすることって結構大事だし、鍛えられる。わたし自身もレストランでいろいろな国の人に英語やスペイン語アラビア語 ロシア語などなどでワーワー言われたけど、理解できることが多かった。というか理解しないと仕事にならなかった。
 ただ、今後いろいろな先生達と同じクラスを教えることになったりする場合には、こういう決まり事のような事ができなければいけないんだろうなと思う。
 あとこの日本語教師という仕事は接客業に近いなというのも感じる。わたしはずっと接客業だったので、抵抗はないが、生徒の性格まで気にして大きい声で発話しなくてもいいとか無理に言わせないとか...。語学というのはそんな過保護で上達できるのか?と疑問に思う。
 勉強したくなくてもさせられているという人もいるから、1人1人の学習者にあわせるのが1番かもしれないが、、。早くのびのびと日本語を教えることができるようになればいいなと感じる。

K

2020・5月~日本語教師養成講座420時間受講 2021.10月 卒業 日本語教師養成講座学習内容を書き留めています。 学校を卒業したのでオンライン日本語講師の話を していきます。 たまにタイ語の勉強のつぶやきも混ぜていきます。