日本語教師養成講座420時間にチャレンジ
わたしが日本語教師養成講座に通い出したきっかけは2つある。
1つ目 もともと海外に興味があり、タイ語を習っていて、いつかはタイで働きたい、住みたいという願望があった。
2つ目は、コロナが拡大して、働いていたレストランで働くことができなくなったこと。ただそのおかげで休業手当をもらいながら、学習することができている。
ラッキーなのかどうかはわからないが、どっぷりと日本語の世界に入っていく事になった。
2020年5月1日から養成講座420時間(実際には440時間ほど?)の学習が始まった。
まずは学校から大量の教科書や日本語に関わる本が送られてきた。わたしにとっては高額の金額を払っているので、絶対に投げ出してはいけないと覚悟を決めた瞬間だった。
まずはオンラインで学校の理論科目を視聴した。
音声学から言語学、心理学や教授法、文法はもちろん、学校教育に関する機関や世界事情など日本語に関わりのある分野の学習だ。
新しい事を学ぶことができるのは楽しかった。
反面、とんでもない世界に足を踏み入れてしまったというのも正直な気持ちだ。もう1言語勉強することになったと感じたし、中学校の時勉強をサボった事を後悔もした。
学習し始めて数ヶ月たち日本語教育の勉強の事を誰かと分かちあいたいと思っていた。早く通学して同じ境遇の人と話したいと思ったし通信教育は孤独感があった。次の課題は10月に行われる日本語教育能力検定だった。
7月にタイ語検定もあったため、本腰を入れて試験勉強を始めたのは8月からだった。
この日本語教育能力検定は非常に範囲も広く、問題を理解するのに時間がかかった。
最終的には過去問を3年分5回ずつ解いてコツを掴んだ。
8月から試験勉強を始めて1ヶ月半後、養成講座主催の試験の模擬試験を受けた。
フワーッとしか覚えきれてなく、50人ほど受けて47位とひどい結果だった。
175点が合格ラインでこの時は97点だった。
学院長からの評価も「難しいでしょう」というごもっともな評価をいただいた。
途方に暮れつつも、試験のお金も払ったんだから、できるところまで諦めずにやろうと決めた。半沢直樹の倍返しが流行っていた頃で、見返してやろうとも思った。
毎日の試験勉強は辛かった。家族にも全然楽しそうじゃないと言われる始末だった。毎日7、8時間は勉強していたんじゃないかと思う。でも、だんだん問題の意味がわかるようになって嬉しかった。
試験当日、試験会場で同じ試験を受ける人たちを見てこの人たちもたくさん勉強したんだろうなと親近感が勝手に沸いてしまった。
試験が終わり、次の日解答速報を待つことにした。2、3校の養成講座の学校から解答速報が出たのだが、10問ほど解答が異なるという異例の事態だったようだ。どのような回答になろうとも、自己採点する限りでは140点いくかいかないかというラインだった。175点が合格ラインなので、諦めがついた。
ただ、試験勉強した事で無理矢理詰め込んだ知識だが、自分の物になったこと、それから私は人より覚えが悪く容量も悪いので、他の人以上の努力が必要な事がわかった。
※間違っている日本語があるかもしれませんが、これから養成講座を受講しようか迷っている方の参考になればと思い、ブログを開設しました。
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