みんなの日本語
試験勉強が終わり、ほっとしたかったが、次の日には通学する為にやらなければいけない課題に追われることになった。
みんなの日本語というテキストの文型抜出のレポート提出だ。1課から50課まであってまずは25課までの文型を抜き出さなくてはいけない。
これを提出すれば、11月から学校に通えるので、同じ境遇にいる仲間にも会えると思うと頑張れた。
通学が始まり、同じ境遇の仲間に会えてうれしかった。 同じクラスの仲間は、英語の先生や介護職の人、ボランティアで日本語を教えている人、留学する予定だったけどコロナでいけなくなった人さまざまだった。同じ方向を向いている人たちだったので、初対面でも会話が途切れることもなかった。
最初の授業で発表することになった。実際の授業を想定して、初めて教案(授業の台本のようなもの)を作った。1週間ずっとこの教案のことばかり考えた。20分の授業にどれだけ時間かけたんだろうというほどだった。
担当した箇所は動詞の過去形(きのうv~しました)文型だ。
当日は、緊張して何を言っているのかわからなくなるほどだった。なんとか担当の文型が終わり、先生やクラスの仲間に指摘してもらったところを忘れないように書き留めた。
2日目の授業は、ほかの人の発表を聞いているだけだったので気が楽だった。人の授業も勉強になる。いいところは盗もうと思うし、ん?と思う所は気をつけようと思うことができる。
自分の中でルールも決めた。他の人の発表後は必ず発言すること。自分の意見を言うこと。
ただいい悪いじゃなく、自分だったらこうするとか、どう言うところがよかったかとか、何かしらの意見を言うことで、相手を褒める練習にもなるし、相手に伝わる話し方をする勉強にもなる。日本語教師という仕事でこのようなことは必要でもある。わたしはわかりやすく相手に伝えるということが最も苦手だ。今日は大した意見も言えなかったが、このことはどんな仕事でも必要で意識して取り組むべき事だと感じている。アパレル業の仕事をしてい時、店長に本社から上司が来た時に何も発言しないなんてことのないように。と言われたことを今でも思い出す。
2日目の発表者は前回の発表を見ているだけあってレベルが確実に上がっていた。次の発表はこれ以上のレベルが求められると思うと、ゾッとして家に帰って作成中の教案を作り直した。
というのがきのうの話。まだスタートしたばかりなので、忘れないようにここに書き留めておこうと思った。
慣れないパソコン作業や教案作成に時間がかかるということもあり、短時間バイトしかできない。
やることは山積みだが、やるしかない。
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